台湾の土マンゴー 別名台湾本島マンゴー

土マンゴー

台湾マンゴー

土マンゴーは1562年にオランダ人によって台湾に導入され、栽培面積約7,000ヘクタールで適応性に富んでるため主に街路樹として植えられている。 在来種で病気や害虫に強く濃厚な香りを放ち、収穫量が多く暑さに強い。幼果は情人果(熟す前の青い状態の果実を砂糖で甘酸っぱく漬けたもの)に向き、繊維が多く、果実はどちらかいうと小ぶりで、平均果重は120g前後です。

土マンゴーの果実は長さ7.7×幅5.4×厚さ5.1cmしかなく、台湾で最も小粒のマンゴーで、そのうち糖度14.9Brix、酸度0.23%、糖酸比64、種子は大きく果重の23%を占めます。 果肉が少ないのが最大の欠点ですが、生命力があり粗放な栽培や管理でも実が成るぐらいで、家庭菜園や趣味で栽培するのにも適している。

収穫が早いため一部の早生品種は5月前後には出回ります。 土マンゴーの改良種もありますが、見た目がほとんど変わらない為、見分けがつきにくいです。 ただ、果実が216gぐらいと比較的に大きく、収穫が15日ほど遅く風味もよいとされる。

台湾土マンゴーWhole

台湾の土マンゴーは、別名、本島マンゴーという名称でスーパーなどで売られています。緑色が鮮やかなマンゴーで思わず目を引きます。

大きさはマンゴーの中では小さいですね。愛文マンゴーの小粒のものよりもさらに一回り小さい印象です。動画を見ていただくとわかると思いますが、手のひらにすっぽりと収まっていますよね。他のマンゴーではさすがにすっぽりとまでいきませんので、土マンゴーはかなり小さい部類に入ります。

台湾土マンゴーの値段

価格は購入する場所によってまちまちですが、参考までに購入した時のデータやスーパー等でチェックした時のデータを掲載します。(随時掲載を増やていきます。)

7個→100元(約350円)@地元の市場

台湾土マンゴー

台湾土マンゴーはマンゴーの風味の濃いワイルドな味わい!

台湾の土マンゴーはマンゴーの風味がギューッと凝縮されたようなワイルドな味わいを堪能できます。そのワイルドさの上に甘さが乗ってくるので、土マンゴーが好きと感じる人は徹底して土マンゴーが好きな状態になるのかな・・・そんな印象。

日本でマンゴーと言えば愛文マンゴーがその代名詞ですし台湾でも海外に出荷されるマンゴーはやはり愛文が代表格ですが、土マンゴーもとても人気があります。

僕個人的には、実は土マンゴーがかなり好みです。比べるのはナンセンスですが、愛文マンゴーと土マンゴーのどちらが食べたい??って聞かれたら、2回に1回は「土マンゴー!」って答えると思います。

土マンゴーのさらなる特徴は結構繊維が多いってことです。繊維って言っても柔らかくモシャモシャした感じの繊維ですが、これが結構多く含まれています。

特に種の周りの果肉などはモシャモシャの繊維がいっぱい! 

この繊維が土マンゴーの強い風味と甘さの乗った果肉と合わさって独特の食感を最高の味わいとともに堪能でき、珍味じゃないですが、僕自身は結構好きだったりします、土マンゴーの種の周りの果肉。

日本の桃って比較的繊維が多いって感じる果物だと思うのですが、あんな感じで柔らかい繊維が多く含まれてる・・・そんな感じなんですよね。

土マンゴーはサイズ的に小さいので、種を境に3枚に切り落とし、皮がついてる状態で果肉にそのままかぶり付く・・・そんな食べ方がちょうどいいですね。果肉の量が少なめなので、半実を一気に味わうくらいの方がおいしくいただけるかなーと体験的に思っています。

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