金煌マンゴー/キンコウマンゴー

高雄県六亀フルーツ農家の黄金煌さんが1971年代に独自に外国品種を交配し開発したのがその一号で、1980年頃から普及した画期的なマンゴー。 台湾における栽培面積は3,200ヘクタール。

金煌品種は病気に強いとされ、中でも特に炭そ病に強いため農薬の散布が愛文(アーウィン)の半分で済みます。果実は大ぶりで生産量も豊富。

また品質が良いため肉質は滑らかでほとんど繊維が無い。果重は約0.6~2.0kg、果実は長さ19.8×幅10.3×厚さ9.2cm、糖度17.4Brix、酸度0.24%、糖酸比73、種は平たく薄く、重さは57gで果重の7%の割合を占める。

完熟の実は特に痛みやすいため、完熟を待たずして7から8分目まで熟したら収穫し追熟させると良いです。

台湾キンコウマンゴー

タイワンキンコーマンゴー

たいわんきんこうまんごー

タイワン金煌芒果

タイワンキンコウ芒果

台湾キンコー芒果

金煌マンゴーはスッキリした味わい。マンゴーらしい甘さはしっかりあるけど、濃厚さはやや控えめな印象。それぞれの好みになってきますが、ややあっさり気味なマンゴーを食べたいってときにはおすすめです。

概ね品質が高く繊維が少ないと言われていますが、確かに、実の部分はほとんど繊維らしさは感じませんし、種の周りの果肉も、繊維が少なくて食べやすいです。なので、種の周りの果肉も無駄なくおいしく食べられます。

6~7月のシーズン中は、スーパー、市場、果物屋などいろんなところで目にするほど流通量は安定しているようです。

値段も概ね安い場合が多く、シーズン中は1台斤(600g)35元ほどで最もリーズナブルに楽しめるマンゴーの1つと言えます。

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