凱特マンゴー/キーツマンゴー

愛文(アーウィン)と共にアメリカのフロリダから1954年に導入された台湾で最も豊産性のある品種であり収穫期の遅い晩生品種でもあります。凱特(キーツ)は、収穫期を9~10月まで伸ばす事が出来ます。

台湾におけるキーツの栽培面積は約1,045ヘクタールですが、毎ヘクタールの生産量は16,000~24,000kgまで達する事が出来ます。

果実の特色は、平均果重が約750g、糖度13~18Brix、酸度0.26%、糖酸比57。

キーツは病気や害虫に強くミバエによる被害も比較的に軽いが、果実が大きく育ち過ぎて900gを越えると、果肉が劣化しやすいです。収穫期が愛文(アーウィン)より遅く、愛文(アーウィン)の出荷が終わる8月の間頃に収穫期を迎え市場に出回ります。

キーツマンゴー

いろんな種類のマンゴーを台湾で手にしてきましたが、今回のキーツマンゴーは持った印象が「硬い・・・」でした。

大きさはやや大きい目で、小粒のものはあまり見かけません。

キーツマンゴーアップ

パッと見、日本の青リンゴみたいな感じのマンゴーで、

凱特芒果

表面の感じも、ちょうどリンゴを思わせるような硬さだったんです。

きーつマンゴーを盛り付ける

なので食べ頃になるまでけっこう時間を置いたんですが、なかなか追熟してきた感がないので諦めて切ってみたところ・・・、思いのほか美味しくいただけました。

まず果実はオレンジより黄色に近いです。

凱特マンゴーのさいの目切り

味わいは濃厚系というより爽やか系です。

キーツ芒果角切り

愛文みたいに深く濃厚な甘さという系統ではないですが、控えめな甘さながら酸味とのバランスも取れていておいしくいただけるマンゴーです。爽やか系のタイプが好きな方にはおすすめです。

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